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有希(あきばっか〜の踊り手)は3原色の水たまり。皆が失った純度で、感情をのせて跳ねる。

2018-07-22




有希は踊りで感情のピースをストレートに出せる、稀有な存在だ。

あるムーブでは子供のようにはしゃいでいたかと思うと、
次の選曲ではゆったりと、静かに流れる時に漂う。なぜ彼女はここまで輝いて見えるのか?

生まれたばかりの頃は、みんな3原色の絵の具を持っている。

怒りの赤、悲しみの青、喜びの黃。

だが、生きていく中で、皆の顔色を見ながら、その原色に別の色を混ぜた色で絵を描きはじめる時がくる。

その描き方に慣れてしまうと、チューブそのものに、他の色が混ざっていることに気づかない。

有希はこの世界に多くは望まない。

水たまりのように道端の隅にいて、密やかに自らと対話することで、自らの赤色、青色、黄色を守り続けてきた。

だから、有希のダンスは、ストレートに強く響く。

言いたいことを言えないくすんだ時代に、鮮やかな表現が輝く。
有希のそれは、僕たちがすでに色を混ぜてしまって、もう表せない色だからだ。

喜びの表情でも、悲しみの表情でも、観るものに衝撃となって届く。

誰もが見落としがちな水たまり。そこで自らの感情を温めていた有希のムーブ。

ノスタルジックレインフォールの切ない声色に乗せて、女子高生の胸の高鳴りが再現される。

鮮烈な存在感。有希はひときわ跳ね、そのきらめきを多くの人が目にする。

あきばっか〜のに「パシャン」と跳ねる音がした。