あきばっか~のの踊り手「とける」とは

- 大きな身体から全身を使って繰り出されるスピーディでスムーズなポッピング。
- 誰かの意思で動いているような意外性のあるムーブで会場を沸かせる。
- あきばっか〜のvol.1、vol.3、vol.6の3回優勝しており、個人では最多の成績。
とけるのベストムーブ3つ。あきばっか〜のvol.1のチャンピオンは、強烈なヒットとうねるような動きを武器に、己のダンスをさらに磨き続けている。
身体の全てが心臓でできているような、鼓動を感じる動き。(とけるのベストムーブ)
『あきばっか~の vol.13』BEST16第一試合(2:15あたり)
曲名:ID-0(作品:ID-0 OP)
とけるとしょまとがんそ(とける、がんそ)
vs
パブリックエネミー(しんぺー、のびた)
最近開催されたvol.13では、がんそと組んで出場する。
あきばっか〜のを3度制した男は、強いヒットや大きくうねる独特のムーブはそのままに、さらに進化を続けている。
技の数も増え、無駄な動きがなくなり、そこに新しい動きが加わる。
しかし、手が、足が、胴体が。
音楽に合わせて、個別に意思を持つように動きはじめる。
2:57の回転しながらリズムを取るムーブ。大胆で、コミカルで、強いリズムを感じる動きは、彼にしかできないものだ。
さらに深まる、とけるの世界。
彼が4度目の頂点に立つ日も、そう遠くはない。←vol.15優勝しました。
唯一無二、無音をつかまえたムーブ(とけるのベストムーブ)
『あきばっか~の vol.15』決勝戦(6:38あたり)
曲名:POP TEAM EPIC(作品:ポプテピピック OP)
とけるとしょまとがんそ(しょまはいない)(とける、がんそ)
vs
わたしの★光クラブ(ゆ、有希)
エレクトロが響く音に、とけるが反応した。スクラッチ音に反応して腕がしなる。
心地よい無機質な音が会場をつつみ、次第に非現実な空間へと塗り込めていく。
その中でただ一人、いきいきと踊るとける。
音質が変わるたびに、ムーブの種類が入れ替わる。
POP TEAM EPICの音にどっぷりと浸かりながら、その世界観を共有し、広げていった。
8:11の不意に訪れる無音の世界。その中を、ゆったりと漂うとける。
再び訪れた音の襲来に、とけるはしっかりと動きを合わせる。
どよめきのような歓声をあげて、観衆は心をつかまれてしまった。