SPLASH(しぶき)(あきばっか〜の踊り手)は、火薬入りの鞭。本能のままにしなやかに踊り、ハマると爆発する。
あきばっか~のの踊り手「SPLASH(しぶき)」とは
- 筋肉をしならせて、円を描くようなブレイクダンス。
- ムーブも笑いも、ハマるとめっぽう強い。
- 誰も先の読めない展開で期待感を募らせ、爆発の火種を育てる。
SPLASH(しぶき)のベストムーブ2つ。まさに即興で動き出すムーブやバックフォローは、よくチームを組む珍味ですら戸惑うときがある。でもルーティーンは瞬時にピタッと合うのがすごいところ。
ゆるいリズムに不意打ちで放つ、ハローバック。(SPLASH(しぶき)のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.10』BEST4第一試合(5:05あたり)
曲名:Ready Smile!!(作品:プリパラ OP7)
Battle:
思春期テロリスト(珍味、SPLASH)
vs
パブリックエネミー(しんぺー、のびた)
珍味がバネのような筋肉で弾かれるようなポップを踊り、しぶきは歓声のままにたゆたうブレイクダンスを展開する。
思春期テロリストは、個性の異なるふたりのムーブが相乗効果となり、どちらも引き立つようにできている。ルーティーンやバックムーブのうまさやタイミングもぴったり。優勝したのもうなずける。
そんなSPLASH(しぶき)の2ムーブ目。ブレイクダンスにはキツイが、プリパラのゆったりとした曲調に合わせて体を鞭のようにやわらかく使う。
そして、会場が徐々にあたたまったところで、誰もが予想しなかったハローバック。
しかも、フリーズ時間が長い。
SPLASH(しぶき)がハローバック一発で、全て持っていったバトル。
早いリズムにもスタイリッシュに乗れる。(SPLASH(しぶき)のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.7』 BEST16第六試合(1:10あたり)
曲名:Flyers(作品:デス・パレード OP)
Battle:
ARIA COMPANY(ASHITAKA(アシタカ)、Nico)
vs
ABCDcrew(SPLASH、なーいち)
ASHITAKA(アシタカ)の縦乗りでひとしきり沸いた後のムーブ。やり辛いだろう。
SPLASH(しぶき)は早いステップで観客を取り、得意のしなやかで大きな音ハメを披露。
その後、ずっと早いステップで踊っていたSPLASH(しぶき)が直立。動きを失う。
ポンッ
不安になった観客をよそに、会場に、シャンパンのコルクが抜けたような音が響き渡った。
痛快とはこのことだ。
ここしかないタイミングで、直立不動するメンタルの強さ。
恐ろしく大胆で、流れを自ら作り出す男。
SPLASH(しぶき)にしか作れない空間がある。