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思春期テロリスト(あきばっか〜のルーティーン)はドラえもんの4次元ポケット。予測できない自由奔放なスタイルが会場を沸騰させる。

2018-06-10




曲名:Rizing Hope(作品:魔法科高校の劣等生 OP)

酸いも甘いも知っている実力チームは、ただ格好いいムーブを目指さない。

誰も使わない素材を、美味しいポイントで活かすことで、その場を楽しみ切る。
自分が面白いと思ったことを、全力でやりきる。

思春期テロリストのルーティーンは、まさにその象徴である。

Rizing Hopeの早いリズムに合わせて盛り上がったその空気をゆるめるため、高速「せっせっせーのよいよいよい」を入れることを忘れない。

皆が流行りに右往左往する中で、踊りの選択肢の渋さ。

SPLASH(しぶき)に冷たく頬を張られて、珍味が飛び出した。これまでの笑いはどこへやら、「上手い」「エグい」としか言えないムーブである。これに皆、まいるのである。

曲調が落ち着き出した。不意に、ふたりが座り込む。

次の瞬間、Rizing Hopeの「強くクラクションが鳴る」に合わせて激しくクラクションを押すふたり。沸きに沸く会場。

ひとつの車にクラクションはふたつもない。しかしそれは野暮な話だ。
「ああ、好きだ」と言えばいい。

最後のハイタッチが合わないオチまで、すべてが楽しい。

静と動のリズムを的確に入れるから、見事に客がはまる。

最後まで、ムーブの上手さからのため息と、ネタの笑いが交互に沸く。そんなチームは、多種多様なダンサーが集うあきばっか〜のといえども、そうはいない。

自分が好きなジャンルを、楽しんでなんぼ。

思春期テロリストのルーティンを観ると、そんなメッセージを感じずにはいられない。