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2018.12.16 イトの記事にベストムーブを1つ追加

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2018.11.24 【新記事】『あきばっか~のvol.17』エントリー速報を追加

ネス/NESS(あきばっか~の踊り手)は人気絶頂のシナリオダンサー。多彩な技と緻密な構成力で、ドラマチックな興奮を与え続ける。

2017-09-11




ネス/NESS(あきばっか~の踊り手)とは

ネス ness あきばっか〜の

  • 多彩なタット(タッティング)を中心に他ジャンルも取り入れ続ける踊り手。
  • 体から音が鳴っていると錯覚するムーブ。アニメソングも音まで知り尽くしている。
  • 毎回、何をカマしてくれるか全員から期待される人。決勝の常連。

 

ネス/NESSのベストムーブ5つを紹介。常に技を広げ、アニソンも知識があり、ムーブの構成も進化を続けている。常に技を磨き進化し続けるため、先の展開が読めない。この劇作家のシナリオを、観客はただ追っていくしかないのである。

 

踊るたびに体から音が生まれる。(ネス/NESSのベストムーブ)

『あきばっか~の vol.12』BEST4第一試合 延長戦(15:40あたり)

曲名:Serendipty(作品:フリップフラッパーズ OP)

東京愚者(jun-G、岩倉)
vs
最後の光と幻影物語祭り(ネス/NESS、異端児

会場は東京愚者がムーブを終えたと思ってからのルーティーンがハマり、東京愚者に沸いた。ジャッジは引き分けで延長戦に。

その延長戦で先行を取ったネス。ネス/NESSの身体からアニソンが鳴っている。

ネス/NESSは曲の歌詞だけでなく音の種類まで知っている。さらに、その音に合うムーブを選んで細かくチューニングする。

このセンスに、観客は酔いしれる。

あきばっか〜ので「Serendipty」は人気の曲。ベストバウトも次々に輩出している。

あきばっか〜のvol.11のBEST16ではたられと「かじゅ」が踊ったが、決勝でもないのにマイリスト数2,000超えと驚異的な数値が付き、彼ら彼女らの代名詞といえるような出来だった。

しかしこの日、ネス/NESSはこの曲のムーブに新しい解釈を示した。

皆の視線を釘付けにしたまま、フィニッシュの音ハメでは悲鳴にも似た歓声が沸く。一度は見てほしいムーブ。

 

相手を巻き込み、シナリオを操作する。(ネスのベストムーブ)

『あきばっか~の vol.9』BEST16第四試合(1:30あたり)

曲名:狂乱 Hey kids!!(作品:ノラガミ ARAGOTO OP)

パブリックエネミー(しんぺーのびた
vs
よろしくシバラック(ネス/NESS、あいやしばらく)

先行はパブリックエネミー。しんぺーとのびたが放つ、他を寄せ付けない息ぴったりのルーティーンで一気に会場を制した。ルーティーンは揃わないと諸刃の剣だが、息ぴったりのコンビネーション。

「狂乱 Hey kids!!」もあきばっか〜のでは人気の曲。サビで何度も出てくる「狂って」をどうはめるかが踊り手の見せ場だ。

しんぺーは「狂って」のフレーズのムーブをすべて変えて踊り、かましまくる。

パブリックエネミーの初回ムーブだけで会場が沸きに沸く。かなり後攻にはやり辛い空気。パブリックエネミーは後攻を取ることが多いが、先行を取ったのは勝算あってのことだろう。

そしてネス/NESSのムーブ。

卓越したタッティングはもちろんだが、緩急を大きくつけ、歌詞に合わせて構成を組み立てることで会場を沸かせる。あの、パブリックエネミーのルーティーンにも負けないムーブ。

最後まで途切れなく会場を沸かせ続けた後は、パブリックエネミーも巻き込んで踊りだす。

しかし、これこそがフィニッシュへと向けたネス/NESSの布石だった。フィニッシュでパブリックエネミーは見事に裏切られる。

この男はどこまで構成を考えて即興で踊っているのか。ネス/NESSの底抜けの構成力が光る一戦。

 

音楽と共に悶絶するほど心地よい動きを繰り出す。(ネスのベストムーブ)

『あきばっか~の vol.14』BEST4第二試合(1:20あたり)

曲名:動く、動く(作品:少女終末旅行 OP)

おねすか(ネス/NESS、SKAJUN
vs
パブリックエネミー(しんぺーのびた

最初の1音で飛び出したネス/NESS。

アニソンの豊富な知識と、磨き続けるタッティングが組み合わさり、もはやショーケースのようなレベルへと押し上げる。

タットを主にしたパフォーマンスはあきばっか〜の当初から注目されていたが、貪欲な彼は、さらに技を洗練させて、技の数も劇的に増やし続けてきた。

すでに期待され、いくつもの目が集まる中でのパフォーマンス。しかし彼は、その期待の上をいくパフォーマンスを目指す。誰もが興奮する動きを重ね続けて。

ネス/NESSのパフォーマンスのゴールは、一体どこに設定されているのだろうか?

残念ながらそれは、彼にしかわからないこと。

僕たちは、彼が上り続けていく高みを、興奮しながら見続けるのみだ。

 

国内随一の速さと正確なタッティング。(ネスのベストムーブ)

『あきばっか~の vol.11』BEST4第一試合(2:06あたり)

曲名:99(作品:モブサイコ100 OP)

思春期テロリスト(珍味SPLASH(しぶき)
vs
平沢家の長男と婿養子(Fumi-Rock(ふみろく)、ネス/NESS)

技もルーティーンも独創的な思春期テロリストとのアツい一戦。

否が応でも盛り上がるモブサイコのオープニングテーマとともに魂をぶつけたようなムーブをみせたSplash(しぶき)に対し、

静かに手を合わせて動きはじめたネス/NESS。

しかし、この動きは徐々にスピードを増し、驚くほどの速さを持つタッティングへと滑らかにつながっていく。

国内でも随一の速さと言われるタット。さらに言うなら、ネス/NESSのタットは早くて正確だ

その早いタットがピタッと止まった。不意に、両の手が中央でひとつになる

次に現われたのはフィンガータット。バックミュージックも消えさり、

リズムとボーカルの声だけが残った世界で、ネス/NESSの指が主役になる。

音に合わせて瞬時に世界を切り返し、皆をまた「あっ」と言わせた。

 

さらに深まるタットの世界に釘づけ。(ネスのベストムーブ)

『あきばっか~のvol.16』BEST16第三試合(5:10あたり)

曲名:モブサイコ(作品:オーバーロードⅡ OP)

パブリックエネミー(しんぺーのびた
vs
おねすか(ネス/NESS、SKAJUN(スカジュン)

想像力さえあれば、腕と手、指の可能性に限界はないと知らされるムーブ。

さらに進化したタット。

タットの方向も縦横だけではない。斜めにも自由に構成する。可動範囲も手だけでなく、足や膝も意思を持つ個体に変化した。

音の抑揚が掌に乗りうつった。

激しい音には弾かれたようなムーブ、不気味な静寂には怪しげなムーブ。

ネス/NESSが持つ、無限にも感じられる表現方法から、瞬時に適した動きをチョイスして披露する。

もはや「かます」というより、ネス/NESSが創り上げた世界に我々が「飲み込まれる」といった方が良いかもしれない。

しかし、飲み込まれた世界に敗北感はない。その世界は、我々を心地よい余韻に包み込んでくれるからだ。