好楽(あきばっか〜の踊り手)は自立するタクト(指揮棒)。自らの動きで、アニソンを自在に導く。
2018-05-11
あきばっか~のの踊り手「好楽」とは
- いくつもの縦系の技を持ち、自在につなげるブレイカー。
- あきばっか〜の初期より完成されたテクニックを持つ。
- バトルというより、相手チームとセッションして楽しむ人。
好楽のベストムーブ2つ。あきばっか〜の初期より参戦し、A-POPとしてすでに完成されたダンスチームがある。その名は「wagnaria」。
アニソンがそのムーブに従いだす。多彩な技とアイデアが、その場を席巻する。(好楽のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.2』決勝戦(3:15あたり)
曲名:プレパレード(作品:とらドラ! OP)
あきばっか〜のが始まったころより、すでに高いレベルでA-POPを魅せるチームがいる。
名を「wagnaria」という。縦系の好楽とスタイラーのsyu-Gが繰り出すアニソンの高度な翻訳(ムーブ)は、誰もが一目置く存在感を放つ。
好楽は、縦系を自在に操るブレイカー。オリジナリティー豊かな縦系を武器に、実に楽しげに踊る。
好楽が踊っている、というよりも、好楽が踊るから、曲があとからついてくるかのような錯覚に陥る。まさに指揮者のごとく、好楽の縦のムーブは、アニソンを次のリズムへと導いていく。
音ではめる。意味ではめる。リズムではめる。あきばっか〜の2回目にして、三重奏ではめる。最後にフリーズで決める。
好楽は、自身をタクト(指揮棒)にして、快楽の世界に連れて行ってくれる。
たしかあきばっか〜のは「アニソンに合わせて踊るバトル」だったはず。
しかし、好楽が踊りだすとムーブが先導する。その動きに合わせて、アニソンが後から流れ出す。
好楽の前ではアニソンは弱者である。なすすべもなく、好楽のムーブの下僕になってしまう。
音のすべてをカタチにすると、好楽になる。(好楽のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.6』 予選ダイジェスト(9:50あたり)
曲名:Preserved Roses(作品:革命機ヴァルヴレイヴ OP)
人気の「Preserved Roses」に合わせて、好楽が踊りだす。
歌詞ハメや最後のフリーズも気持ちいいが、ここは細かな音取りにも注目したい。
アクセントで入れる音にも反応している。しかも、回転からラビットに移る間にそれを入れる。その後片手で、足だけでリズムを取りはじめた。
なぜ好楽のムーブが心地よいのか。それは曲の細部まで動きを合わせ、一体化しているから。
あまりにも自然で気づかない。好楽の指揮棒は観客の心までも導き、最後まで離さない。
Posted by mucchi
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