Fumi-ROCK(ふみろく)(あきばっか〜の踊り手)は甦った回転花火。闘志ほとばしるムーブの炎は、もう消えない。
あきばっか~のの踊り手「Fumi-ROCK(ふみろく)」とは
- 回転技を得意とし、華があるブレイカー。
- 回転+光るは、あきばっか〜の中期のFumi-ROCK(ふみろく)の代名詞。
- 闘志をむき出しにして踊る、感情が痛いほど伝わるムーブ。
Fumi-ROCK(ふみろく)のベストムーブ2つ。魂を焦がすような回転技を繰り出す男は、一度燃え尽き、さらに強い光をまとって帰ってきた。劇的な変遷を持つ回転男は光り輝き、頂に立った。
その輝きは闘志の現れか。魂を削るような気迫あふれるムーブ。(Fumi-ROCK(ふみろく)のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.10』BEST16第三試合(2:25あたり)
曲名:Naked Dive(作品:無彩限のファンム・ワールド OP)
闇レンジャー(ikema、ふみろく)
vs
眞紅の蝶(スギヲ、ゆ)
Fumi-ROCK(ふみろく)のムーブは感情の高ぶりがビンビン伝わってくる。感情の高ぶりを示すかのように光る。
回転からつないで自らの身体を持ち上げたフリーズまで、狙い済ました一撃が炸裂する。
眞紅の蝶が放った屈指のサイリウムルーティーンに、同じく光りながらブレイクをつなぎ、ひとりで撃ち返すハートの強さ。観客に魅せるムーブを徹底する姿勢。
これこそがFumi-ROCK(ふみろく)のムーブである。
回転技+光るは、個性あふれるあきばっか〜ので、Fumi-ROCK(ふみろく)の代名詞だった。
そんなFumi-ROCK(ふみろく)が、あきばっか〜のvol.11で引退宣言をした。その回は、Fumi-ROCK(ふみろく)の代名詞であるサイリウムを封印する。
ネス/NESSとチームを組み、両者とも恐ろしいまでの闘志をたぎらせ、魅せるムーブを連発。決勝まで勝ち上がる。しかし、児物語の前に野望は崩れ去った。
Fumi-ROCK(ふみろく)は、あきばっか〜のの頂に手が届く寸前で、その光を消した。
あきばっかーのから、ほとばしる闘志が消えた。
甦った彼は、技の全てを洗練させ、輝きとともに頂に立つ。(Fumi-ROCK(ふみろく)のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.13』決勝戦(13:15あたり)
曲名:全力☆Summer!(作品:アホガール OP)
バカとオタクとティータイム(ネス、池の人)
vs
Re:ACTOR(Shinsuke、Fumi-ROCK)
しかし、vol.13で彼は帰ってきた。
燃え尽きたFumi-ROCK(ふみろく)に再び火を点けたのは、SHINSUKEだった。
この決勝でコメントを求められたSHINSUKEは、Fumi-ROCK(ふみろく)のことを「なぜか引退宣言した」と沸かせて会場を盛り上げ、彼の奥に少しだけ残っていたわだかまりを、いともかんたんに溶かしてしまった。
こうなってしまえば、もう彼らの舞台は出来上がったようなものだ。
このあきばっか〜のの決勝で、Fumi-ROCK(ふみろく)は再びサイリウムを手にして、再び光を灯す。あのSHINSUKEと共に。
誰もが尊敬してやまないHIPHOPマスターにFumi-ROCK(ふみろく)が伝授したのは、こともあろうかヲタ芸のルーティーン。しかもそれを決勝で出した。
これまでの光るFumi-ROCK(ふみろく)とはどこか違う。
突き抜けたかのような笑顔がある。これまでにないFumi-ROCK(ふみろく)がいる。
相手は決勝の常連であり、vol.11で同じチームとして共に決勝まで勝ち進んだネス/NESSだ。
しかし、彼らには、決勝が誰と戦っているかは関係ないように映った。
それほどまでに、ルーティンやムーブが一つひとつ完成されている。それ以上に楽しみきっている。
闘志むきだしのムーブはかつてと変わらないが、そこにあふれんばかりの生命力を感じる。
彼は、一度燃え尽きることで、クレバーさを手に入れた。フリーズも、回転技も、全てを洗練して帰ってきた彼は、これまでにない強さを身につけて、内面から輝きを放つ。
そして、ついにあきばっか〜のの頂に立った。
もうFumi-ROCK(ふみろく)は、どれだけバトルに身を焦がしても、その輝きが消えることはない。