珍味(あきばっか〜の踊り手)は一度食べたらやめられない。えぐいヒットとゆるい笑いで虜にさせる。
あきばっか~のの踊り手「珍味」とは
- 常にチューニングされ、進化するヒットの強いポッピング。
- 全ての筋肉をパーツ単位で操り、珍味ならではのムーブへと昇華する。
- ソロの真剣モードとルーティーンの力の抜け具合の落差が激しく、先が読めない面白さと心地よさ。
珍味のベストムーブ4つ。ヒットの強い異次元のポッピングは見たものみなを夢中にしていく。エグさとゆるさを織り交ぜて、観客を裏切り続ける。
真面目と笑いの境目を、飄々と行き来して踊りつづける。(珍味のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.10』BEST16第二試合(3:50あたり)
曲名:High Freet Spirits(作品:ハイスクール・フリート OP)
思春期テロリスト(珍味、SPLASH(しぶき))
vs
腐男女(にく、UK)
珍味とsplash(しぶき)による「思春期テロリスト」のルーティーンは他のチームには真似できない独特の「ゆるさ」が売り。珍味のヒットの強いポッピングとの相乗効果で、何とも言えない感動が生まれる。
多彩なバリエーション。粋な使い方。筋肉の動かし方。
この珍味の後で踊るのだ。何を踊れというのか。相手からするとたまったものではない。そのころ、すでに観客は心を持っていかれている。
ごくわずかな動きで、強いヒットを作りだす。どれだけ練習すればそうして踊れるのか。練習量の底が見えない。
また、それをさらに効果的に見せているのが、ルーティーン。
珍味の合図、SPLASH(しぶき)の瞬時の思いつきで生まれるルーティーンは、誰もが予想できないゆるさがあり、独特の強いインパクトを生む。
この試合でも、絶好のタイミングのルーティーンで緩急が生まれ、その後の珍味のソロムーブが引き立った。
誰も想像できないムーブで、一瞬で観客を味方につける。(珍味のベストムーブ)
『あきばっか~のvol.10』決勝戦(6:25あたり)
曲名:THE DAY(作品:僕のヒーローアカデミア OP)
思春期テロリスト(珍味、SPLASH(しぶき))
vs
スカジュンオールスターズ(SKAJUN、チャカ)
強いビートが珍味の体から発せられている。そんな錯覚を起こす。
珍味の全神経が音に集中している。緊張でみなぎっている。息がつまりそうな空間。
彼の空間がゆがみだす。手足が独特の緩急で動き出す。
小さな動きひとつとっても意外な動きをとる。かと思えば、滑るように踊る。目の前に、壁があるように止まる。地面が揺れたように震える。
これは誰もが魅入ってしまう。
そこに飄々とルーティーンで笑いを入れてくる。
観客は珍味の味を知ってしまった。もう戻れない。
珍味のムーブは、すでに高校生の頃から完成されていた。(珍味のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.3』決勝戦(7:15あたり)
曲名:Preserved Roses(作品:革命機ヴァルヴレイヴ OP)
ネオは友達が一人(超妖怪弾頭ネオたん、SPLASH(しぶき))
vs
2人は幸せなキスをして終了(とける、珍味)
珍味、なんとこのとき高校性だが、このバトルを一番盛り上げたのは珍味ではなろうか。
Preserved Rosesの王道を感じる曲調に沿うように身体を動かして、珍味が色づけしていく。
強いヒット、多彩なバリエーション、遊び心あふれるムーブ。
高校生の時点で、珍味のムーブは完成されている。
ちなみにこの『あきばっか~の vol.3』は、強い縁を感じるバトルでもある。
この決勝戦であたった SPLASH(しぶき)とはチームを組み、あの思春期テロリストが誕生する。
また、この決勝にいるメンバー全員が、vol.4以降のあきばっか〜のでも優勝する。
モンスターは彼自身であることに気付かされる。(珍味のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.9』BEST16第五試合(0:10あたり)
曲名:最高速Fall in love(作品:モンスター娘のいる日常 OP)
本気っす!(Mega☆音、クレヨンすかちゃん)
vs
思春期テロリスト(珍味、SPLASH(しぶき))
乗り切ったときの珍味のムーブは誰も寄せ付けない。
うねる身体。何かが乗り移ったかのような予測不能な動き。
間違いない。彼自身がモンスターだ。