ASHITAKA(アシタカ)(あきばっか〜の踊り手)は垂直に気づいたピサの斜塔。安定して縦に乗る。
あきばっか~のの踊り手「ASHITAKA(アシタカ)」とは
- ブレイクダンス「ワンハンドラビット」連続回数のギネス記録保持者
- 逆立ちのままアニソンに合わせる、異次元の安定感
- 相手が良いムーブをすると燃え、ワンハンドラビットでラーメンを食べようと燃える(これは民放テレビの企画)チャレンジ精神の熱さ
ASHITAKA(アシタカ)のベストムーブ4つ。
ASHITAKA(アシタカ)の立ちは異常なほど安定感がある。大体、ムーブの半分異常が逆立ち状態。ASHITAKA(アシタカ)は手で立って、足で表現する。手と足の使い方を間違えたまま踊りきる。
逆立ちを極めた踊り手は、ただ孤高の道を走り続ける。(アシタカ(ASHITAKA)のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.7』 BEST8第三試合(2:30あたり)
曲名:花ヤ踊レヤいろはにほ(作品:ハナヤマタ OP)
健全chaos(こどもちゃれんじ)(ロリポップ忍者、saya(さや))
vs
ARIA COMPANY(ASHITAKA(アシタカ)、Nico the NATURAL(ニコ))
ASHITAKA(アシタカ)はアニソン「花ヤ踊レヤいろはにほ」の歌詞「いきおいよく跳ねて」にあわせて、逆立ちで手が地面から離れるくらい跳ねて見せたかと思うと、跳ねながら肘に落とし、また上げる。
すべてアニソンのリズムに合わせてこれをやってのける。
また、決め技でよく使うフリーズも強い。長時間止まる。
繰り返すが、このムーブそのものが普通のダンサーにはできないものであり、そこからスタートするASHITAKA(アシタカ)は、すでに孤高の道を走り続けていると言えるかもしれない。
「立ち」×「パンツ」の出会いが奇跡をたぐり寄せた。(ASHITAKA(アシタカ)のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.12』BEST8第二試合(4:30あたり)
曲名:Last Proof(作品:劇場版トリニティセブン 主題歌)
ARIA COMPANY(Nico the NATURAL、ASHITAKA)
vs
最後の光と幻影物語祭り(ネス/NESS、異端児)
ネス/NESS、異端児との一戦。
あきばっか〜のは対戦相手の出方によって、そのムーブが劇的に変わる。普通のダンスバトルではまずない設定が、あきばっかーのでは起こる。
異端児がワンハンドラビットしているASHITAKA(アシタカ)に、数多くのパンツを投げつける。
片手だけでバランスを取っている状態で、まともに考えると危険な行為。
普通は焦ってムーブを止める。しかしASHITAKA(アシタカ)は違う。
ただでさえ難易度の高いワンハンドラビットの連続を、アニソンの音にハメて動き、かつ空いている方の手でパンツ異端児が投げたを手に取っている。むしろ歓迎している。
パンツとラビット。異端児との化学変化が、誰も見たことのない奇跡をたぐり寄せる。
口ほどに物を言う、縦同士の高度な足ゲンカ。(ASHITAKA(アシタカ)のベストムーブ)
『あきばっか~の vol.14』BEST4第一試合(9:00あたり)
曲名:にめんせい☆ウラオモテライフ!(作品:干物娘!うまるちゃんR OP)
BEFEEMOSS(ASHITAKA、NAOYA)
vs
公共7thエネミーズ(M’arc、Kaju)
縦で圧倒的な知名度を誇るASHITAKA(アシタカ)と、勢いに乗るパブエネ勢のブレイカーであるM’arc。
あきばっか〜の屈指の好カードとなった縦同士の戦いは、意地と意地のぶつかり合い。
先攻のM’arcが、最後の締めに身体中のバネを使い、逆立ちしたまま大きく跳ねる。
すぐさまASHITAKA(アシタカ)が大技で返す。9:00ごろ、チェンジしたASHITAKA(アシタカ)は腕をうさぎのようにジャンプさせながら中央に移動する。
少なくとも、これまでの人生で逆立ちして腕で跳ねた人は見たことがないし、手がうさぎのようにジャンプする人も知らない。
つまりは、どっちも人間じゃない。
そうでないと理解が追いつかない。口も手も出してはいないし、両者笑顔でやっているが、これはもう、足を使ったケンカである。
縦の使い手は、僕たちの想像を軽く超えてくる。(ASHITAKA(アシタカ)のベストムーブ)
『あきばっか~のvol.16』BEST4第一試合(15:12あたり)
曲名:ノスタルジックレインフォール(作品:恋は雨上がりのように OP)
ARIA COMPANY(ASHITAKA(アシタカ)、Nico the NATURAL(ニコ))
vs
おねすか(ネス/NESS、SKAJUN(スカジュン))
ネス/NESSがその世界観を存分に発揮してノスタルジックレインフォールの世界観を創り上げ、会場に甘い余韻が漂う中、いきなりASHITAKA(アシタカ)が両手でスピンする2000を出し、続けざまにノスタルジックレインフォールの旋律が無音になるタイミングでフリーズを決めて、甘ったるい雰囲気をガラリと変え、会場の熱気を根こそぎ奪った。
ブレイクダンスでロックのように短いピッチで正確に、そして大胆豪傑に舞う。
一撃一撃が、正確で強すぎる。
この回、選ぶとすれば延長だが、できればこの回のASHITAKA(アシタカ)の3ムーブは全部見てほしい。